三井堂時計修理にっき

船橋市の時計屋三井堂(http://www.mitsuido.com)での時計修理の様子をお届けします。    修理の依頼、相談は(ikezaki@mitsuido.com)まで。

こんばんは三井堂です。
まずはエベル1911オートマから
IMG_2025
フレデリックピゲの小径ムーブが載っていました。
IMG_2026
緩急芯を微調整する機構もついています。
IMG_2027
IMG_2029
ETA2000とかなり似通った部分がありますが関係性は不明です。
若干ローターが共周り気味でしたが洗浄と注油にて改善しました。
他ヒゲゼンマイが斜めになっていたので修正しておきました
分解掃除後振角280度歩度+5秒程度で調整終了。

つぎジャガールクルトレベルソクラシックcal864
IMG_2034
コンビクサリ仕様のレベルソクラシック
ゼンマイ交換と分解掃除でお預かりです。
ブレスのラグ部分とラグ固定のネジが錆で固着しており分解に苦労しましたがなんとかばらせました。
IMG_2036
外装の錆取り洗浄のほうが大変で機械のほうは消化試合でした。
非常にシンプルな手巻きでゼンマイもそこまで力の強いものではないのでゼンマイ切れの影響などもありません。
通常の分解掃除のみで対応でき歩度+10秒程度で調整中です。

つぎウォルサム手巻きETA7001
IMG_2037
ETAのcal7001が入っていました。
レベルソと同じお客さんからお預かりです。
IMG_2041
二番車にバリが出ておりウケ石に完全に噛んでいたので無理やり外すと石に少しヒビが入ってしまいました。
IMG_2042
二番車のホゾを磨いて新しい石を圧入しました。
他ヒゲゼンマイの調整と一番芯摩耗修正など、歩度+5秒程度で調整中。

IMG_2044
タグホイヤーアクアレーサー
セリタの機械が載っています。
リューズが抜けたということでついでに分解掃除の依頼です。

オシドリの先端部が少し摩耗していたのでオシドリの交換と分解掃除を行いました。
分解掃除後歩度+5秒程度で調整終了。

最後余った時間でスタッフの再修理のクレドールアクアを修理して終了。
明日も仕事です、それではまた。

こんばんは三井堂です。
まずはオメガスピードマスターオートマ
IMG_1998
ETA2892ベースの二階建てクロノ
分解掃除でお預かりです。
IMG_1999
ベースムーブメントは概ね良い状態
IMG_2001
クロノグラフモジュールのツツカナ軸部に油切れが起きていました。
ここの油が乾くと覿面に動作に影響が出ます。
変色した油をしっかり洗浄して洗浄機へ
組み上げて振角280度、歩度+5秒程度で調整終了。

つぎオメガcal613手巻き
815e2400
洗濯機に入れちゃったという個体
今月で洗濯機入りは2本目です。
ワンピースケースタイプだったからかあまり水分が入った痕跡もなさそうです。
リューズはその際紛失してしまったとのことでリューズ合わせと分解掃除です。

少し巻き芯回りに錆が出ていただけでほぼ影響なしでした。
純正リューズにはこだわらないとのことで社外のリューズを合わせて3気圧防水までOKでした。
ジョイント巻き芯のメス側も少し締め直しておきました。
歩度は+10秒弱くらいで調整中。

IMG_2011
ロレックス1601
ベゼルがまっ黄色でしたがバフかけたら綺麗な白に戻りました。
ロジウムメッキが取れて黄色くなっているのかと思いきやこんなこともあるんですね。

機械部分は概ね問題なさそうですが少し手巻きが重いのが気になります。
これは切替車のアガキが片方不足していたのが原因で、穴石調整器で少し石を動かしてアガキを作り解決しました。
ベースムーブメントは一番芯の摩耗が少々あったのみで綺麗な状態でした。
分解掃除をして振角270度歩度+5秒程度で調整中。
パッキン類など交換して5気圧防水までOKです。

つぎセイコーアルピニスト4S15
IMG_2015
ちょっと古いアルピニスト
4Sムーブが入っていました、今回は手巻きができないとのことでお預かり。
大体は角穴中間車の歯カケが原因ですが今回は珍しく吉車とツヅミ車の歯カケが原因でした。
セイコーから部品を取り寄せ施工にかかります。
IMG_2016
高精度が望める機械ですがいろいろ弱点も多い機械です。
この個体は概ね綺麗で他は分解掃除のみでいけそうです。
部品交換のち分解掃除を行い振角270度、歩度+5秒程度で調整中です。

つぎボームアンドメルシエケープランドオートマETA2895
IMG_2017
IMG_2018
IMG_2019
2892ベースでスモセコ化してある機械です。
特に難しい機械ではないですがカレンダージャンパーのウケネジが分解の際割れてしまい、微妙に他のネジと規格が違うので別作が必要になり少々時間がかかりました。
分解前の画像を見るともうすでに割れそうな顔してますね。明らかにネジの頭が平面じゃなくて反り返ってるので前回施工した人間が締めこんだ際にヤりましたねこれは。

まぁいいんですけど…機械自体はあまり使っていないというお客様の言の通りとても綺麗でした。
ちょっと終業間際バタバタして針ツケまで終えたところで今日は終業時間でした、続きはまた明日。
それではまた。



おはようございます三井堂です。
まずはグランドセイコーオートマcal5641
IMG_1972
IMG_1971
ちょっと珍しいノンデイトのcal56系です。
IMG_1973
オートマ伝え車のウケ石が割れている珍しいトラブルも
56は山ほど部品があるので潰しから石を移植しました。
組み上げて歩度調整中。実測で+2,3秒くらいです。店売用

つぎIWCポルトギーゼオートマIW371404
IMG_1974
遅れと防水不良でお預かりです。
機械の見た目は非常に綺麗ですがクロノグラフホイール先端に緑青が出ており、以前から防水不良だったことが伺えます。
IMG_1975
7750ベースの縦2つ目のクロノグラフ
振角も非常に低く遅れもがっつり出ている状態でした。大体はモジュール部の油切れなどが原因になっているのでモジュールを取り外すと復調するのですが、今回はベースムーブメント自体が調子が落ちているようでした。

一番芯上部の穴詰め、アガキ調整などして洗浄機へ
組み上げて振角300度超、歩度+5秒程度で調整中。
ベゼルと裏蓋パッキン、プッシャーとリューズパッキン全て交換して防水回復しました。

つぎパネライルミノールユニタス6497-2
IMG_1996
ゼンマイの巻き上げ途中で滑るとのことでお預かり
お預かり時の感触的にゼンマイ外端部剥離か2番車のカナのカシメ緩みどちらかという線でした。
IMG_1988
普通にゼンマイ切れでした。
6497-1と-2だとゼンマイの規格が違うんですね。-2用を取り寄せて交換
機械部分は綺麗で分解掃除のみでOKでした。
歩度+5秒程度で調整中、10気圧防水も〇

つぎオメガデヴィルコーアクシャルインジケータ424.13.40.21.01.001
IMG_1989
9時位置にスモセコ、6時位置にインジケータがついています。
ベースはETA2895
IMG_1992
比較的シンプルなインジケータモジュール
あとは通常のコーアクシャルムーブメントですね。結構がっつり油切れを起こしていました。
摩耗した歯車のホゾなど少し研磨して洗浄
歩度+5秒程度で調整中、インジケーターの動きなど見ていきます。

今日はここまでで終業です。
休み明け木曜日はスピマスオートマからの予定、それではまた






このページのトップヘ