こんばんは三井堂です。
そういえばセイコーからキングセイコーがレギュラーラインナップとして発売されるそうですね。
第一弾はKSKデザイン踏襲のノンデイトモデル
ムーブメントは6Rベースながらカレンダー機構をオミットしてケース厚12㎜まで抑えています。
メタルブレスも仕上げが凝っているのが伝わる良デザイン
革バンドもアンティーク感のあるカーフバンドが純正として用意されています。今までだったらフランス仕立てのカイマンワニとかだったのに一体どうしたんでしょうか…。
針だけは多面カット針から笹剣に変更になっていますが、コストの問題でしょう。
ウチはショップ認定されていないので取り扱いできませんが、非常に気になる1本です。
気になるついでで言うとウチでも取り扱いのあるルイエラール
カッパーブラウンダイヤルの39㎜径、スモセコ3針オートマモデルが新しく発売されました。
これは是非仕入れてみたい1本で、今まで42㎜ばかり展開していたルイエラールですがケースサイズ縮小のトレンドを取り入れてきました。
ビンテージ風のダイヤルカラーもグッドです。
休み明けに代理店に問い合わせてみます。
さて、今日の修理の話に戻ります。
まずはキングセイコー手巻きcal4402から
こちらは店売予定のKSSK
ラグが滑らかな形状のモデルです。カレンダーつき、もちろん多面カットの針使用
1960年代のモデルになります。
ようやく少しずつ手が空いてきたのでアンティークの仕上げに入れます。
機械の状態は概ね良さそうですが、まずはヒゲゼンマイの偏心の修正
それから2番車のアガキが不足していたので地板側のウケ石を動かして縦アガキを造りました。
他一番芯下部の穴詰めを行いました。上部は以前の修理でしつこく修正された痕がありましたが、下部はノータッチでした。
分解掃除を行って振角300度弱、これから精度調整していきますが+10から15秒程度になると思います。
既に仕上げ、洗浄していたケースに収めてランニングテストしていきます。
つぎ!IWCcal8541Bオートマ
8541オートマ
こちらも店売予定の品
ペラトン式の自動巻き機構
非常にシンプルな構造ですがよく巻き上がります。
香箱、ゼンマイを取り出したところです。
IWCの香箱は内壁にフッ素加工がしてあってゼンマイスリップによる摩耗はあまりしないようです。
念のためゼンマイの洗浄、内壁へのブレーキンググリス塗布を行います。
他一番芯のアガキを造ったり2番のアガキを造ったりしました。
8541で2番のアガキが少ないのは珍しいと思います。
分解掃除を終えて振角300度強、今日は針ツケまで終えて終業だったので休み明けに精度調整していきます。
それではまた!
そういえばセイコーからキングセイコーがレギュラーラインナップとして発売されるそうですね。
第一弾はKSKデザイン踏襲のノンデイトモデル
ムーブメントは6Rベースながらカレンダー機構をオミットしてケース厚12㎜まで抑えています。
メタルブレスも仕上げが凝っているのが伝わる良デザイン
革バンドもアンティーク感のあるカーフバンドが純正として用意されています。今までだったらフランス仕立てのカイマンワニとかだったのに一体どうしたんでしょうか…。
針だけは多面カット針から笹剣に変更になっていますが、コストの問題でしょう。
ウチはショップ認定されていないので取り扱いできませんが、非常に気になる1本です。
気になるついでで言うとウチでも取り扱いのあるルイエラール
カッパーブラウンダイヤルの39㎜径、スモセコ3針オートマモデルが新しく発売されました。
これは是非仕入れてみたい1本で、今まで42㎜ばかり展開していたルイエラールですがケースサイズ縮小のトレンドを取り入れてきました。
ビンテージ風のダイヤルカラーもグッドです。
休み明けに代理店に問い合わせてみます。
さて、今日の修理の話に戻ります。
まずはキングセイコー手巻きcal4402から
こちらは店売予定のKSSK
ラグが滑らかな形状のモデルです。カレンダーつき、もちろん多面カットの針使用
1960年代のモデルになります。
ようやく少しずつ手が空いてきたのでアンティークの仕上げに入れます。
機械の状態は概ね良さそうですが、まずはヒゲゼンマイの偏心の修正
それから2番車のアガキが不足していたので地板側のウケ石を動かして縦アガキを造りました。
他一番芯下部の穴詰めを行いました。上部は以前の修理でしつこく修正された痕がありましたが、下部はノータッチでした。
分解掃除を行って振角300度弱、これから精度調整していきますが+10から15秒程度になると思います。
既に仕上げ、洗浄していたケースに収めてランニングテストしていきます。
つぎ!IWCcal8541Bオートマ
8541オートマ
こちらも店売予定の品
ペラトン式の自動巻き機構
非常にシンプルな構造ですがよく巻き上がります。
香箱、ゼンマイを取り出したところです。
IWCの香箱は内壁にフッ素加工がしてあってゼンマイスリップによる摩耗はあまりしないようです。
念のためゼンマイの洗浄、内壁へのブレーキンググリス塗布を行います。
他一番芯のアガキを造ったり2番のアガキを造ったりしました。
8541で2番のアガキが少ないのは珍しいと思います。
分解掃除を終えて振角300度強、今日は針ツケまで終えて終業だったので休み明けに精度調整していきます。
それではまた!