本日もやっていきます。
まずはユリスナルダンマリンクロノメーター1846(ETA2892)から
腕時計の中でもトップレベルに好きなデザインです…フェイスの画像はないので気になったら検索してください笑
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ETA2892ベースにおそらくデュボアデプラの追加モジュールが載っています。
異様に薄いネジ溝とデイトの上のレンズがそれっぽいです。
一番芯、二番車にカナがついていて上のモジュールに動力を伝えます。
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かのメーカーにしてはかなりシンプルな機構になっていますね。
ここは通常の洗浄と注油をすれば問題なく動作します。
ベースのほうは四番車のアガキが多少不足していたのと、各歯車のホゾがやや痛んでいたので研磨して対処。
振角270°↑、姿勢差もなく良い仕上がりになったかと思います。
ケーシングしてインジケーターの動きと動作確認を行います。

つぎ!ルイエラールレギュレーター(ETA7001)
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時分秒針がそれぞれ別箇所に配置されたモデルですね。
時針には本剣車から中間車を一つ経由して動力を伝えています。
一番芯上部のウケが摩耗していた以外は概ねコンディション良好でした。摩耗を修正して組み上げ。

あとは終業時間までオートマの調子が悪いオリエントと56GSを見て終わりました。
オリエントはマジックレバーの抑えがずれてレバー真にぶつかってうまくレバーが動かなくなっていました。ネジ1本で留めてるからですね…。ただしいセッティングにしなおしてワインダーへ。
56は各部の摩耗をチェックしなおし、オートマ関係の部品の再洗浄とエピラム処理をかけなおしてワインダーへ。
気持ち手巻きの感触も軽くなったかな…?ワインダーかけて様子見ます。

休み明けはモーリスラクロアクロノから始めます。それでは!